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2023/10/19 健康のこと メンタル不調!その時考えてみてほしいこと3選

ず~っとイライラ、

落ち着きがない、

不安でしょうがない。

「もう精神科のお世話になるしかないの…?」

その前に!

この3つに当てはまらないか
考えてみてください。

1.自律神経

「自律神経失調症って診断されたけど、結局なんの解決策も言ってもらえなかったのですが…」

このような経験のある方は
意外と多く。

「自律神経ですね」

この言葉でなんとなく片付けてない?

「どうしようもない」をうまく誤魔化していない?

コマヤ薬局はそうではありません。

自律神経とはその名のごとく

「自律しており、意図して動かせない神経」

です。

なのですが、
行動や環境、口にするものを
「選ぶ」ことで

自律神経が望まないはたらきをしてしまうことを
防ぐことができます。

「イライラ」

「落ち着かない」

「ずっと不安」

こういう感情のときに
はたらいているのは
「交感神経」です。

交感神経が
意図せずに活発になったまま
戻れない状態。

あなたのイライラは
これが原因かもしれません。

具体的には
こんなことを試してみてください。

① ストレスから遠ざかる

難しい面もあると思います。

ですが、
「感じ方はあなた次第」
と考えてみることで、

ストレスを減らすことができます。

先日、
パチンコ屋さんの駐車場を横切り
ものすごい勢いでショートカットするばかりか

普通の道路を走っていた私の前に割り込み
威圧してくる車がいました。

こういう時、

「変な人もいるもんだな」

「きっと、ギスギスしたつまらない生活をされているのだろう」

「私には関係ないな」

このように
自分の考え方、捉え方を変えることで

あなたの生活に全く関係のない
とばっちりのようなストレスを
回避することができます。

② カフェインを減らす

コーヒーを飲むと
元気になる。

私もコーヒーは大好きです。

ですが、
交感神経を優位にして
アドレナリンやノルアドレナリンを出させる
効果があります。

あまり飲みすぎることは、
自分でイライラする原因を
作ることにもなりかねません。

「今日はちょっと、飲まないでおこうかな」

小さなチャレンジから
自分の体調を
コントロールしてみましょう。

③ からだを冷やさない

からだを冷やすと
交感神経のスイッチが入ります。

血管を収縮させ、
体温を奪われることを
防ぐためです。

朝晩がとくに冷える
この時期、

防寒対策はしっかりと。

マフラーなどで
首まわりをしっかり
温めてあげましょう。

意外と盲点なのが
冷たい飲み物です。

冷蔵庫から
冷たいお茶を出してゴクゴク。

一気に胃が冷えます。

内臓でも同じく、
体温を奪われまいと
血管を収縮させる

=交感神経優位

となるのです。

2.低血糖になっていないか

「え、わたし糖尿病ではありませんよ」

と思われるかもしれません。

ちょっとお待ちを。
糖尿病でなくても、
血糖値を下げる薬を飲んでいなくても、

低血糖になります。

むしろ、
気付かないうちに
低血糖となっていて

原因不明の体調不良に
悩まされている、

そういう方が
非常に多いのです。

こんな方は低血糖かも?

① 朝食を食べない

② 朝食はパンとコーヒーだけ

③ 甘いお菓子が好き

④ 10時頃に眠くなる、しんどい

⑤ 昼食の後、ひどく眠たくなる

⑥ コーヒーを1日に何杯も飲む

⑦ 貧血がある

⑧ 白米は少ししか食べない

⑨ 筋肉量が少ない

⑩ 肝臓の元気がない(AST・ALTが低すぎる)

「私、低血糖かも?」

と思われた方、
詳しくは店頭で
ご相談いただければと思います。

低血糖になるとどうなるのか?

血糖値が下がりすぎると
意識を失い、
ひどい時は命に関わります。

高血糖よりも
直接的な危険があります。

ですから、からだには
血糖値を「上げる」ホルモンが
多く存在しています。

・グルカゴン

・アドレナリン

・ノルアドレナリン

・コルチゾール

・成長ホルモン

食事で摂取した糖質は
血糖となり、血中を巡ります。

およそ2時間程度で、
食事で摂った血糖は
血中からいなくなります。

その後は
肝臓に蓄えられた
グリコーゲンを分解し、

血糖値を維持します。

肝臓に元気がない、
脂肪肝など慢性炎症があると

グリコーゲンを貯めこむのが
「下手」になり
血糖値維持が難しくなります。
そうしたときに働くのが
上述のホルモンたち。

生命の維持を
最優先に動いてくれる
頼れる仲間なのですが、

困ったことに
彼らのほとんどは

「交感神経を優位にする」

がセットでついてきてしまいます。

つまり、

低血糖 = 交感神経優位

なのです。

メンタルケアは
まず低血糖ケアから

・朝食を欠かさない

・ドカ食いをしない

・炭水化物「だけ」の食事にしない

・場合によっては1日4食、5食に分ける

・夜間の低血糖にも注意

対策は人それぞれです。

遠慮なくご相談くださいね。

3.ミネラル不足になっていないか?

メンタル不調に
関係のあるミネラルは

鉄と亜鉛です。

どちらも、体内で
様々な反応に必須のミネラルです。

メンタルに大きく関わる

セロトニン

アミノ酸である
トリプトファンから合成されますが

この時に
鉄と亜鉛が必要になります。

とくに亜鉛。

亜鉛不足で
うつ症状が現れるという
研究報告があります。

亜鉛のコンビは銅。

亜鉛が多くなれば銅が減り、

銅が多くなると亜鉛が減ります。

現代人の多くは
銅過剰
であると考えられます。

銅が多い食品は
チョコレート。

毎日チョコレートを食べる人、

銅過剰で亜鉛不足
血糖値の乱高下で交感神経優位

二重苦になっているかもしれません。

ちょっとだけ、
ガマンしてみますかね…?

鉄も亜鉛も、
ミネラルは皆そうなのですが、

吸収が悪い

という問題があります。

ここはまた
別の機会に書こうと思います。

てっとりばやく
亜鉛を補給したい方は

牡蠣から作った
サプリメントがお勧めです。

まとめ

メンタル不調は

1.交感神経優位

2.低血糖

3.ミネラル不足

これらを疑ってみる。

ストレスを減らす、
カフェインを減らす、
からだを冷やさない。

低血糖は
自覚ない人多し。

食事の内容、食べ方の
見直しが必要です。

ミネラル不足は
吸収に気を付ける必要がある。

チョコレートなど
必要なミネラルを
邪魔してしまう食べ物も!

「メンタルがとっても不調…」

そんなときは、
お一人で悩まずに
コマヤ薬局にご相談ください。

きっと、
良いアドバイスができると思います。